ここから始まった
- 倫美 萩尾
- 9月3日
- 読了時間: 1分

今から22年前の9月、前職の社労士事務所を退職した私は、なんとなく新聞のスクラップをするようになりました。一番最初に切り抜きをした記事はセクハラ案件の記事でした。
現在52冊目で、今も変わらず続けています。
先般、社会保険労務士法が改正され第1条の「事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資する」という目的条文が「企業の健全な発展と労働者の福祉向上、社会保障の充実・増進に寄与し、豊かな国民生活と活力ある経済社会の実現を目指す」という使命条文となりました。
社労士事務所を立ち上げたときから、その思いの表れのつもりでなんとなく続けている新聞のスクラップ。今回目的条文から使命条文に改正されたことで進む道としてこれからも続けていこうと決意しました。
世の中は、情報化社会で便利になって検索すれば知りたい情報は手に入る時代ですが、端っこが茶色く変わった切り抜きを見返してみるとその時の出来事を思い出したり、今とのギャップに驚いたり、ただの記事でも愛着がわいてきます。
新聞のスクラップという目に見える形として残すことが意外に社会保険労務士業を続けていくための心の支えとなっていると感じた今日この頃です。(社労士ハギオ)
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