カスハラ対策の重要性
- clover-fstaff
- 8月20日
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いま、社会問題となっているカスタマー・ハラスメント(カスハラ)。
厚生労働省は、カスハラとは以下の3要素をすべて満たすものとしています。
①顧客、取引先、施設利用者その他の利害関係者が行う、②社会通念上許容される範囲を超えた言動により、③労働者の就業環境を害すること。
カスハラは、パワハラやセクハラと違い、職場外の顧客から発生する点が特徴です。法改正により、近くカスハラ防止措置が事業主に義務化される見込みです。
カスハラは、従業員の業務パフォーマンスの低下、健康不良による休職や離職を招く恐れがあり、企業にとっても企業イメージの低下や時間・金銭の損失のみならず離職防止・人材定着の観点からも対策が不可欠です。また、安全配慮義務の観点からも、企業には労働者の心身の安全と健康に配慮する責任があります。カスハラにより従業員が心身に不調をきたした場合、労災認定につながることもあるため、カスハラ対策は従業員を守るだけでなく会社を守るためにも重要です。
当法人としましても、カスハラ対策について顧問先によりよいご提案ができるように努めたいと思います。(K下)
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