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修学旅行、今昔

更新日:11月20日

 高校生の我が子がおそらく学生生活で最後となる修学旅行を満喫中です。皆様にもそれぞれ修学旅行の思い出があると思いますがいかがでしょうか。

 90年代後半の私の世代はというと、スキー旅行でした。(当時は流行っていたのかな?)長野に飛行機で飛び、スキーを習得、最終日には山のてっぺんから「どうにかして」降りてくるという、文字面だけだと修行とも呼べる内容でした(弟も同窓ですが「合宿」と呼んでいました)。

 さてわが子はというと、荷物は往復とも先に配送、私服でスマホOK。普段の遊びの外出と変わらない軽装で出かけていきました。円安の影響か海外の選択肢がなくなり本人は残念がっていましたが関東方面でディズニー・お台場・横浜・渋谷・浅草・原宿・八景島…と考えられるすべての観光地を回るようです。唯一の「修学」と呼べそうな内容はかの東京大学で講義を受けその後現地留学生と交流という、これも機会に恵まれないとできなそうな内容でした(画像は子どもより送られてきた東大赤門(しかも裏側から)です)。

 特設サイトには先生の撮影した楽しそうな様子がリアルタイムでアップされます。子供からもラインにどんどん写真が送られてきます。楽しそうな様子が同時進行で伝わって来ています。今はもう小銭を握りしめ、修学旅行後に廊下に膨大に張り出された写真から「比較的うつりのいい自分」を探す作業など必要ないようです。

 現地で実際に動く終日のプランを立てて行動したり、食事するお店を探し予約を入れるなど、社会に出て自主的に動くことを学ぶ目的もあるとのことで「探求型研修旅行」ともいえる内容です。

 私の時も人生初の飛行機であり、友達との数日の宿泊中も人生初のことが多くいまだにハプニングなど含め楽しく同窓の友達と当時の思い出を共有しています。

 この楽しさは時代が変わってもずっと変わらないものだと思います。送り出す側としては元気に帰ってきてかけがえのない思い出になることを期待しています。(N友)


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