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今だからこそ必要?御用聞き

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 SNS上にはなりますが、面白い話を目にしました。「小学生の子どもとサ〇エさん (あの国民的アニメです)を見ていた時、子どもが三河屋のサブちゃんのことをウーバーイーツの配達員だと思っていた」という話題でした。

 40台も後半に差し掛かろうという年代の私ではありますが、そう言えば三河屋って…?と思い正式に調べてみました。

 「三河屋(みかわや)は、酒類、醸造食品を販売する小売店の俗称として用いられる場合が多く、主に江戸時代から昭和期にかけて使われた。特定の地方では今でも代名詞的に使用されている 」(Wikipediaより)。

 昔はこちらが出向かずとも訪ねてきてくれて、商品の御用聞きとちょっとした情報網となっている職業の方がいたということです。小さい頃の私は意味が分からないなりにすんなりとサブちゃんのことを受け入れていましたが、「勝手口」も「三河屋」も聞いたことのない現代の子どもにとって、より身近になったウーバーイーツの人が突然玄関を開けて訪ねてきているように見えるのも無理はないのかなと時代の流れを感じました。ある時代では当然のようにあった職業が時代が変わるとなくなり、作品の中にのみ残っていく。似たような新しい職業が出てくるとなおさらということでしょうか。面白いなと思いました。

 親世代の悩みを聞いているとスマホのアプリを入れて設定するとか粗大ごみを運ぶなど依頼とも呼べないちょっとした用事をお願いする人がいなくて困っている様子が見受けられます。

 遠方に住んでいる家族より、今の時代こそ、たまに顔を出してくれるこの「三河屋」のような立場の仕事が求められているのかもしれないなとこの話題から考えるきっかけをもらいました。(N友)

 

 
 
 

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